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銘柄・相場情報2026年5月7日

百貨店各社、好調な滑り出し

国内、免税とも増収

百貨店各社が1日に発表した4月の売り上げ速報は、国内客、インバウンド客とも堅調で、各社増収に。新年度、好調な滑り出しとなった。株価も一斉に上昇。

三越伊勢丹HD(3099・P)は前年同月比5.9%増で、国内顧客は4%増、海外顧客売上高は16.8%増。国内顧客はクレジットカードやアプリを基とした識別個客売上高が順調に拡大し、宝飾・時計をはじめとした高額品が堅調な売れ行き。伊勢丹新宿本店のフランス展や三越日本橋本店での三重展などのイベントも計画を上回る好調だった。海外顧客も前年に比べて円安に振れ、客単価向上が寄与した。日中関係は悪化しているが、顧客来訪元の多様化でカバー。中長期での安定的な成長に向けた基盤整備が進んでいる。

高島屋(8233・P)は8.1%増収。店頭売上高6.8%増、免税売上高18.1%増。国内顧客は気温の上昇に伴い春物衣料が好調だったほか、雑貨や食料品催事が堅調に推移した。

J.フロント リテイリング(3086・P)は5.8%増収。大丸梅田店の売り場縮小によるマイナス影響が続いているものの、外商売り上げが好調を持続した上、免税売り上げが22.2%増とけん引して、増収を確保した。

エイチ・ツー・オー リテイリング(8242・P)は10.9%増収。阪急うめだ本店で3月20日、「HANKYU LUXURY」がオープン。高額品の売れ行きが好調で客単価が上昇した。(HS)