6月10日(水)のマーケット
6月9日のNYダウは反発したが、ナスダックと半導体株指数は反落。トランプ大統領はホルムズ海峡上空でアメリカ軍のヘリコプターがイランに撃墜されたとして、報復する考えを示した。NYダウは一時574ドル安となったが、押し目買いが入り、反発した。ユナイテッドヘルスやジョンソン&ジョンソンなどのディフェンシブ株や、GEなどの景気敏感株が買われた。半面、マーベル・テクノロジーやクアルコム、ARMなどの半導体関連や通信関連が売られた。NYダウは前日比86ドル(0.17%)高の50,872ドル。ナスダック総合指数は前日比250ポイント(0.97%)安の25,678、S&P500指数は前日比19ポイント(0.26%)安の7,386。
日経平均は下落。イランと米国の攻撃の応酬や紅海の封鎖リスク、米消費者物価の結果次第ではFRBによる利上げ観測が強まる可能性も警戒された。太陽誘電と村田製作が反落し、古河電工も安い。任天堂は新作ソフトにマリオ関連がなく失望された。一方、次世代半導体の国産化を目指すラピダスが英国とイタリアと研究開発協力のニュースで東京エレクとSCREENは買われた。川崎重工はSMBC日興証券が目標株価を引き上げた。
スタンダード市場では、AIメカテックや精工技研、ニッポン高度紙が売られた。スマートバリューはヤマト運輸の安全管理・法令順守サポートサービスの構築を支援することで2日連続ストップ高。フィジカルAI領域への参入でアピリッツは2日連続ストップ高。
グロース市場では、「AI誤情報チェック機能」で前日まで4日続伸だったCINCは反落。中村超硬が反落。グリーンエナジーは5月に発表した予想経常利益に若干届かず一時ストップ安。ZETAはパートナーシップ契約を発表し上昇。BRANUは特許出願でストップ高。
日足チャート上では、上下にヒゲを伴う陰線。連日で25日移動平均線(6万4006円)がサポートとして機能した。大幅反落となったが、プライム市場では上昇銘柄数の方が多く、押し目買い意欲の強さがうかがえる。
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注目記事 Pick up
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【日米で話題相次ぐ「指数関連売買」】
日本証券新聞6月11日(木)紙面1面記事掲載
スペースX早期採用から、MSCI、日経平均まで
日米市場で「株価指数」に絡んだ話題が相次いで浮上している。指数そのものについてではない。指数採用に伴う売買需要の発生などの話だ。
まずは米国。今週末12日新規上場となるスペースXを対象とした「指数早期採用(ファストエントリー、アーリーインクルージョンなど)」について、指数ベンダー各社の対応が分かれている。
通常なら1年程度を経過して主要指数採用となるところだが、何せ日本円で時価総額300兆円規模とも目される超大型上場だけに、“特例”を求める声も多く、NASDAQは上場後15営業日での採用が可能となる新ルールの導入を決めた(適用されれば15営業日後の7月3日にNASDAQ100採用?)。
・・・続きは紙面・Digital版で!
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今日の市況概況
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6月10日(水)☆[概況/大引け]
トランプ大統領の「合意近い」は37回

大引けの日経平均は1,392円高の6万5,416円、TOPIXは43ポイント高の3,896ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は842、下落銘柄数は671。出来高は25億227万株、売買代金は10兆9,342億円。
大引けの日経平均は1,237円安の6万4,179円、TOPIXは48ポイント安の3,847ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は835、下落銘柄数は694。出来高は25億3,581万株、売買代金は11兆3,336億円。
10日の日経平均は下落。
8日にイランが米軍のヘリコプターを撃墜したため、米軍は9日にイランの防空システムや監視レーダー施設などを攻撃した。
CNNはトランプ大統領が停戦前の期間も含めると「イランとの合意は近い」や「イラン側が合意を切望している」と主張した回数は37回で、もはや人々が真に受けるべき主張ではないと報じた。
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