9月30日(水)のマーケット
9月29日の米国株は続落。金利上昇が警戒されたが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「年内にあと1回の利上げが適切になる可能性がある」としたうえで、「FRBは9月に利上げを決定したため、現在は性急に行動する必要はない」と発言したため、米国株は下げ幅を縮めた。アップルが売られた。住宅ローン審査で使用されている信用リスク分析のフェア・アイザックが急落した。連邦住宅金融庁(FHFA)が、フェア・アイザックの独占体制を終わらせたことが要因。連邦住宅金融庁(FHFA)は、信用スコアでフェア・アイザックか、三大信用情報機関が共同開発した新しいタイプのクレジットスコアのいずれか、または両方を使用できるとした。クルーズ船のカーニバルは利益予想を上方修正したことで買われた。NYダウは前日比131ドル(0.26%)安の51,349ドル。NASDAQ総合指数は前日比22ポイント(0.09%)安の26,797、S&P500指数は前日比12ポイント(0.17%)安の7,670。
日経平均は大幅反発。米オープンAIの年換算想定売上高が700憶ドル(約11兆円)近くのペースで、8月時点の400億ドル超のペースから加速した。オープンAIに出資しているソフトバンクGが高い。米AT&Tが米コーニングと30億ドル(約4700億円)超の複数年契約でフジクラなどに連想買い。SUMCOはUBSが格上げ。銀行が反発。T&Gニーズは株主優待制度の導入で大幅高。一方、太陽誘電とTDKの業務提携を受けて、村田製作所は下落。
スタンダード市場では、直近新規公開株で診療所向けDX支援のレイヤードの人気が継続。その他、直近新規公開株で不動産コンサルティングのベルテックスが高い。自動運転関連のアイサンテクが反発。沖縄セルラーは調整が継続。外食産業のサイプレスは利食い売り。
グロース市場では、自動運転開発のティアフォーが反発し、ダイナミックマップもツレ高。noteは姫路市の全市立学校が導入したことで買われた。Zenmuが反発。アクセルスペースは小型衛星7機のうち4機に通信系統の不具合が確認されたためストップ安となった。
日足チャート上では、上下にヒゲを伴う大陽線。ギャップアップで寄り付き、上値を広げた。抵抗となっていた75日移動平均線(6万6671円)を上抜き、一目均衡表の雲抜け(6万6199円)も達成した。終値で75日移動平均線上に位置するのは8月18日以来のこととなる。権利落ち分を埋めて、9月月間では月足陽線を示現して9月相場を締めくくった。10月相場に期待がかかる。
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注目記事 Pick up
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【生成AI相場は二極化へ 東海東京インテリジェンス・ラボ 澤田遼太郎氏】
日本証券新聞10月1日(木)紙面1面記事掲載
エヌビディアなど勝ち組を狙え!
生成AI・半導体銘柄が相場を急騰させた今年前半から一転、足元では軟調な展開が続いている。生成AI相場は今後どうなるのか。東海東京インテリジェンス・ラボの澤田遼太郎シニアアナリストは9月29日に開いたメディア向け勉強会で、業績に裏打ちされている米エヌビディア(ティッカー:NVDA)など一部の株価は引き続き堅調な一方、期待先行で買われた周辺銘柄は調整し、AI相場で格差が拡大するとの見通しを示した。
AI相場がピークアウトしたとの見方は、日米の半導体株指数にくっきりと表れている。米フィラデルフィア半導体株指数は6月の最高値1万4,655ポイントが、7月には1万445ポイントと29%下落。日経半導体株指数に至っては、6月から7月にかけて44%安と大きく落ち込んでおり、弱気相場入りした。日本株ではキオクシアHD(285A・P)が68%安、フジクラ(5803・P)が54%安となるなど、年前半の勢いがうそのように暴落した。
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今日の市況概況
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9月30日(水)☆[概況/大引け]
米オープンAIの売上見込みでAI関連が上昇。産業界の生産回復予測で化学が高い

大引けの日経平均は1,272円高の6万6,753円、TOPIXは67ポイント高の4,108ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,127、下落銘柄数は369。出来高は27億6,231万株、売買代金は9兆1,212億円。
日経平均は反発。
米オープンAIの年換算想定売上高が700憶ドル(約11兆円)近くのペースで、8月時点の400億ドル超のペースから加速した。
オープンAIに出資しているソフトバンクグループが高い。
米AT&Tが米コーニングと30億ドル(約4,700億円)超の複数年契約を結んだため、フジクラなどに連想買いが入った。
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