前引けの日経平均は20,049.68円の722.62円高、TOPIXは1,494.82ポイントの63.35ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は2,114、値下がり銘柄数は11。出来高は7億966万株、売買代金は1兆1,764億円。
米国の年末商戦が好調だったことを受け、26日のNYダウは1,086ドル高の22,878ドルと過去最大の上げ幅となり、27日の日経平均は大幅続伸となった。ただ、NYダウの上昇がこのまま継続するどうかが警戒され、上げ幅は見劣りした。
日経平均は一時20,100円(773円高)まで上昇したものの、20,000円を超えた水準では上値が抑えられた様子。
上昇寄与度が高かったのはファーストリテイリング(9983)やソフトバンクグループ(9984)、ダイキン工業(6367)、ユニーファミリーマート(8028)。
NY原油先物の急上昇を受け、出光興産(5019)を始めとした石油株が高く、丸紅(8002)などの商社株も買われた。
その他、M＆Aキャピタル(6080)やアウトソーシング(2427)が上昇を牽引したサービス株や、ヤマトHD(9064)や富士急行(9010)といった陸運株が高く、内需系銘柄が選好された。
全面高の環境下でラックランド(9612)は続落となった。
業種別上昇率上位は石油、精密、卸売、陸運、サービスで、下落業種はなし。