日本に居ながら海外の洋服などを買い物したい時に利用しているのが、エニグモの運営するソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」です。全123カ国、約7万人以上の日本人「パーソナルショッパー(出品者)」が商品を買い付け、販売しているので、日本未入荷の海外限定商品や、国内完売の人気商品、お得な現地価格商品など、さまざまなアイテムが幅広くそろっており、ファッショナブルなサイトを見ているだけで気分が高揚してきます。

最初は海外との取引ということもあり「商品が届かなかったら…」「不具合があったらどうしよう…」と色々と気を揉んだのですが、分からないことはパーソナルショッパーに直接問い合わせることができ、取引はすべて日本語。料金総額や、商品交換・返品の可否も明確な上、BUYMAの仲介による商品到着後の決済など、しっかりとしたシステムに、安心してショッピングをすることができました。

エニグモは10月1日に「BUYMA」(英語版)をリリース。独自の“おもてなしEC(電子商取引)体験"を世界中のユーザーに向け展開していき日本の10倍以上と言われる巨大な世界ファッション市場での成功を目指すと発表。世界のアパレル市場が拡大を続ける中、これまで国内で培ってきた細やかなサービスを武器に業容拡大を伴う海外展開を実現させるのか、注目しています。

【編集委員Zのコメント】
株式上場から3年3カ月が経過したエニグモ(3665・東マ)の株価は2013年中盤以降1,000円を割り込んだところ(株式分割権利落ち修正後)では押し目買いが入る展開となっています。1,000円割れでは投資妙味があります。今後は米国向け事業展開の収益寄与が焦点となってきます。


[本紙10月5日付1面]