TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3連休前や安川電機の減益決算で様子見姿勢だが、ファーストリテイリングの寄与で小幅高
速報・市況2019年7月12日

☆[概況/大引け] 3連休前や安川電機の減益決算で様子見姿勢だが、ファーストリテイリングの寄与で小幅高

大引けの日経平均は21,685.90円の42.37円高、TOPIXは1,576.31ポイントの2.32ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は703、値下がり銘柄数は1,356。出来高は10億2,974万株、売買代金は1兆7,891億円。
前日のNYダウは最高値を更新したが、日本株は3連休前で積極的な買いポジションを取りにくいことや、安川電機の大幅減益の影響で他の設備投資関連が売られたことも作用し、様子見姿勢が強かった。
東証1部では下落銘柄数の方が多かったが、決算が順調だったファーストリテイリング(9983)の株価が7万円に接近し、1銘柄で日経平均を79円押し上げたため、日経平均は小幅高となった。
ファーストリテイリングは人件費比率が低下したため、RFID活用による生産性向上が強まっていると評価された。
クスリのアオキやローソンが高く、HOYAやマニーが属する精密も上昇した。
半面、安川電機の減益決算を受けて、設備投資関連のファナックや平田機工も売られた。
その他、クックパッドやライクといったサービス株が下落し、日経平均採用で昨日ストップ高となったバンダイナムコは反落した。
業種別上昇率上位は精密、小売、空運、水産農林、保険で、下落率上位は鉱業、その他製品、サービス、機械、海運。

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