TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 利食い売りで反落したが、中国政府が湖北省以外では生産再開要請したため、下げ渋り
速報・市況2020年2月7日

☆[概況/前引け] 利食い売りで反落したが、中国政府が湖北省以外では生産再開要請したため、下げ渋り

前引けの日経平均は23,855.37円の18.22円安、TOPIXは1,733.32ポイントの3.66ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は702、値下がり銘柄数は1,359。出来高は6億2,746万株、売買代金は1兆1,944億円。
利益確定の売りで日経平均は反落したものの、中国政府が新型コロナウイルスの感染源である湖北省以外の地域では秩序ある方法で通常生産の再開を要請したことが下支えとなり、下げ渋りを見せた。
上海株と香港株も利食い売りで反落したが、下げ幅は小幅。
任天堂は新型肺炎の影響で出荷が遅れることで値下がりし、テルモは10~12月期が営業減益で売られ、富士フイルムも安い。
日総工産とUTグループは業績下方修正で大幅安となった。
一方、ソフトバンクグループは米国の有力アクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントが約3%を取得したと報じられ、高い。
オリンパス(7733)は通期業績の上方修正で買われ、タカラバイオは新型コロナウイルスの検査試薬を大幅に増産することで急騰した。
アルペンとアルプス技研は自社株買いの発表が好感された。
業種別下落率上位は紙パルプ、その他製品、繊維、空運、非鉄で、上昇は情報通信、医薬品、精密、鉱業、不動産。

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