前引けの日経平均は18,895.30円の230.70円高、TOPIXは1,417.95ポイントの18.63ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,554、値下がり銘柄数は562。出来高は9億7,664万株、売買代金は1兆5,749億円。
米国株大幅高が好感され、日経平均は朝方19,366円(701円高)まで上昇したが、買い一巡後伸び悩んだ。
ソニーは家電の事業会社を一本化する中間持ち株会社を設立するため、統合効果が期待された。
キッセイ薬品や協和キリンといった医薬品株が買われ、大塚HD(4578)は子会社の大塚製薬が国立がん研究センターと造血器腫瘍のがん遺伝子パネル検査を共同開発したことが材料視された。
その他、電力ガス株や大林組などの建設株も高い。
また、テレワーク関連のブイキューブは大幅続伸となった。
一方、朝方買われたオリエンタルランドは続落となり、ホンダが売られ、UTグループは無配転落で大幅安となった。
JXTGは3,000億円の最終赤字見通しを発表し下落した。
業種別上昇率上位は電力ガス、医薬品、精密、金属、建設で、下落率上位は石油、空運、証券、鉱業、小売。