4月2日の米国株式市場は反発した。先週の新規失業保険申請件数が664万8千件だったことで値下がりとなった場面もあったが、トランプ大統領がツイッターで、サウジアラビアとロシアが日量1,500万バレル減産する可能性があると述べたことに加え、サウジがOPEC加盟国と非加盟国による緊急会合の開催を要請したと報じられ、原油先物が急反発し、石油株が買われた効果で切り返した。
NYダウ工業平均は前日比469.93ドル高(2.24%高)の21,413.44ドル。ナスダック総合指数は前日比126.73ポイント高(1.72%高)の7,487.31。S&P500指数は前日比56.40ポイント高(2.28%高)の2,526.90。
NYダウ採用銘柄はシェブロン、エクソンモービル、キャタピラーなどが買われ、ウォルグリーンやユナイテッドテクノロジーズやボーイングが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は26銘柄、下落は4銘柄。