TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 指数は小動きだが、菅新首相の関連銘柄のメドピアやIIJ、チェンジは高い。中国で新エネルギーの卸売急増を受けてダブルスコープが買われた
速報・市況2020年9月16日

☆[概況/2時] 指数は小動きだが、菅新首相の関連銘柄のメドピアやIIJ、チェンジは高い。中国で新エネルギーの卸売急増を受けてダブルスコープが買われた

2時0分時点の日経平均は23,475.94円の21.05円高、TOPIXは1,644.66ポイントの3.82ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,311、値下がり銘柄数は763。出来高は8億1,102万株、売買代金は1兆4,866億円。
3日にアトランタ連銀総裁が「資産バブルを懸念すべき。資産バブルを助長するために金融政策があるのではない」と述べたことから、本日のFOMC後のFRB議長の会見ではリップサービスを見送る可能性があるという見方から後場の日経平均は小幅高で膠着状態となっている。
ただ、菅新首相の関連銘柄は堅調となっている。デジタル庁関連のNECやオンライン診療の恒久化でメドピア(6095)、格安スマホのIIJ、地銀再編でSBI、中小企業再編の日本M&Aセンター、不妊治療への保険適用で恩恵が期待される富士製薬、ふるさと納税仲介サイトのチェンジが高い。
中国で8月の新エネルギー乗用車卸売台数が10万台を突破、前年同月比で43.7%増、前月比で23.9%増となったことを受けて、リチウムイオン電池のセパレーターメーカーのダブルスコープが買われた。
一方、焼肉チェーンの物語コーポレーションは8月既存店売上高が前年同月比8.3%減収となり、7月の3.3%増収から悪化したことで安い。
業種別上昇率上位は情報通信、医薬品、食品、小売、サービスで、下落率上位は海運、ゴム、鉱業、空運、非鉄。

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