TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 変異種が警戒され、もみ合いに。半導体関連と石油株は高いが、ANAとOLCが売られ、証券と不動産も安い
速報・市況2021年1月20日

☆[概況/寄り付き] 変異種が警戒され、もみ合いに。半導体関連と石油株は高いが、ANAとOLCが売られ、証券と不動産も安い

9時8分時点の日経平均は28,612.39円の21.07円安、TOPIXは1,851.02ポイントの4.82ポイント安。
米国株反発を受けて、日経平均は高寄りして始まったが、静岡県内の男女3人から、 英国で流行しているのと同じ型の変異種が検出されたことが警戒され、伸び悩み、もみ合いとなった。
ソフトバンクグループが買われ、米国で半導体関連が買われた影響で東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテストも高い。
バイデン政権の大型の経済対策で景気回復が加速し、原油需要が増えるとの見方からNY原油先物が反発したため、東証では石油株が買われている。
AGC(5201)は2021年12月期の営業利益は、前期推定に比べて3割増の約1000億円になる見通しと報じられ上昇した。
その他、住友化学や三菱ケミカルといった景気敏感な素材産業が上昇。
半面、キーエンスが反落し、ANAとオリエンタルランドが売られている。
証券と不動産も軟調。
業種別上昇率上位は鉱業、繊維、石油、ガラス土石、サービスで、下落率上位は空運、証券、電力ガス、不動産、ノンバンク。

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