バレンタインを過ぎてなお賑わいを見せているのがミスタードーナツ(ダスキン、4665)。50周年の節目にベルギー王室御用達の高級チョコレートブランド「ピエールマルコリーニ」と共同開発した「misdo meets PIERRE MARCOLINI ピエール マルコリーニ コレクション」全6種類を期間数量限定で発売。普段なかなか手の届かないピエールマルコリーニのドーナツが200円から楽しめるとあり、発売から1カ月強経った今でも店先に行列が出来ています。

かくいう私も興味津々でかなり久しぶりに駅前のミスタードーナツをのぞいてみましたが、14時の時点で既に該当全商品完売。店員さんいわく、多い日には70組ほど並んだそうで、今でも焼きあがるとすぐに売り切れてしまうとのこと。そういえば友人がデリバリーで配達してもらえると言っていたことを思い出し、その場で出前館とdデリバリーをチェックするも、マルコリーニ商品のセットは全て完売。その人気は私の想像をはるかに上回っていました。

ミスタードーナツだけでなく、最近はセブンイレブンでピエール・エルメシグネチャースイーツが、ローソンでGODIVAコラボの新メニューが発売されるなど、高級ブランドとの本格コラボ商品が手軽に入手出来るようになり、カフェに行っておいしいスイーツが食べたい、在宅ワークでストレスがたまり「自分にご褒美」したい、などのコロナ禍だからこそ生じる要望にもしっかり応えてくれています。

コロナの影響による一時休店や営業時間短縮などで売り上げが減少するミスタードーナツ。近年注力してきたmisdo meetsの切り札的存在「misdo meets PIERRE MARCOLINI」はテイクアウト売り上げの増加に寄与し全体の売り上げを押し上げることが出来るのか、注目しています。