TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 鯨幕相場が続き反発。ファナックは自社株買い発表を好感。日本航空電子は今期計画で急騰。海運反落。アンリツは受注が計画以下で下落
速報・市況2021年4月28日

☆[概況/前引け] 鯨幕相場が続き反発。ファナックは自社株買い発表を好感。日本航空電子は今期計画で急騰。海運反落。アンリツは受注が計画以下で下落

前引けの日経平均は110円高の2万9,102円、TOPIXは8ポイント高の1,911ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は910、値下がり銘柄数は1,140。出来高は5億5,441万株、売買代金は1兆1,446億円。
先週半ば以降、日経平均は2万9,000円を挟んで、上昇日と下落日が交互に出現する鯨幕相場が続き、本日は反発する番となった。
レーザーテックやソニーグループが反発し、ファナックは自社株買いの発表が好感された。
アドバンテストは第4四半期の受注が1,000億円を超え過去最高となったことで買われた。
日本航空電子(6807)は今期78%営業増益計画を提示したため急騰し、イビデンは新工場建設計画による増収効果が期待された。
ZOZOはPayPayモール拡大で商品取扱高が4,000億円を突破し好決算となったことで高い。
半面、ソフトバンクグループは続落となり、JR東海はリニア中央新幹線の総工費が従来計画から1.5兆円増え、7兆円になると発表したことで売られた。
アンリツは1~3月期の受注が計画を下回ったことで下落した。
海運株は利食い売りで反落した。
業種別上昇率上位は証券、その他製品、電機、輸送用機器、電力ガスで、下落率上位は海運、鉄鋼、陸運、医薬品、空運。

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