12時39分時点の日経平均は180円高の2万9,129円、TOPIXは6ポイント高の1,960ポイント。
野村証券では、夏場にかけて日本のワクチン接種加速にともなう「リオープン」(行動制限の解除)への期待が株価に影響し続けると予想している。
1日当たり、人口100人当たりの接種ペースをみると、日本は5月の連休明けに加速し始め、5月末に米国を逆転したという。
そのため、外国人投資家が、ワクチン接種の遅れを理由に日本株を忌避する状況は解消されつつあると指摘している。
後場の日経平均は前引けに比べて幾分堅調となった。
HISが引き続き高く、エムスリーが買われ、半導体製造装置関連のアルバック(6728)は年初来高値。
一方、東京センチュリーは年初来安値を更新し、エイチームやスクエニなどのゲーム関連が安い。
業種別上昇率上位は海運、ゴム、電機、金属、ノンバンクで、下落率上位はその他製品、銀行、非鉄、精密、空運。(W)