6月30日の米国株式市場でNYダウは続伸。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)による6月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が69万2千人増と、市場予想の60万人増を上回ったため、消費関連のウォルマートが買われた。
ナスダックは反落。
フェイスブックが売られ、インテルは年内に出荷を計画していたサーバー向けプロセッサーの次世代製品の生産開始が2022年第1四半期になると発表したため、値下がりとなった。
これを受けて、ライバルのAMDは買われた。
NYダウ工業平均は前日比210ドル(0.61%)高の34,502ドル。ナスダック総合指数は前日比24ポイント(0.17%)安の14,503。S&P500指数は前日比5ポイント(0.13%)高の4,297。
NYダウ採用銘柄はウォルマート、ゴールドマン・サックス、ボーイングなどが買われ、インテルやナイキ、ビザは売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は25銘柄、下落は5銘柄。