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速報・市況2021年11月12日

☆[概況/後場寄り] 日経平均は中国のエコノミック・サプライズ指数と連動する傾向

12時38分時点の日経平均は326円高の2万9,604円、TOPIXは24ポイント高の2,039ポイント。
米シティグループが算出している「エコノミック・サプライズ指数」は、米国と中国が改善している。
経済指標と事前の市場予想の乖離を指数化したもので、事前の市場予想を上回るとプラス方向で、下回るとマイナス方向となる。
指数の改善は中国→米国→日本の順番で波及する傾向があり、日本の底離れが期待される状況。
そして、日経平均は中国のエコノミック・サプライズ指数と連動する傾向が見られるため、中国の指数の改善が続くことが期待されている。
ソフトバンクグループやレーザーテックが買われ、ペプチドリームは好決算で大幅高となっている。
埼玉地盤の食品スーパーのヤオコー(8279)は上期決算を受けて、いちよし経済研究所がレーティングを引き上げた。前年同期のコロナ禍を背景とした需要増大の影響による高いハードルを超え、新店費用の増加を吸収した上での営業増益であり、好業績・好印象と評価している。
一方、昭和電工は小反落となり、安藤ハザマは利食い売りとなっている。
業種別上昇率上位は不動産、鉱業、鉄鋼、情報通信、精密で、下落業種はなし。(W)

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