先日、友人とファーストリテイリング(9983)が展開するユニクロの姉妹ブランド「GU(ジーユー)」のお店に行ってきました。低価格ファストファッションブランドということもあり、若者向けの印象が強かったのですが、お店に入ってビックリ。ベーシックからトレンドまで、大人も着られるシンプルなアイテムがずらり。友人いわく「シャツやニットなど上手に組み合わせてオフィスで着ている人も多い」そうで、実際、店内は老若さまざまな年代の人でにぎわっていました。

早速、私も今年大流行の「ガウチョパンツ」のニット素材をチョイス。1,990円という低価格には見えないしっかりとした品質に感動していると、友人から「GUアプリをダウンロードすると、もっとお得に買い物ができるよ」と教えてもらい、挑戦。レジでスマートフォンの画面を見せるだけで、会員だけの特別価格1,290円で購入することができました。そのお得感にすっかり味をしめた私はそれ以降、「モバイル会員だけのお買い得」という文字を見つける度にいそいそとお店に足を運んでいます。

GUアプリは2012年3月に始まり、現在は約600万ダウンロード、今年10月には自身のコーディネートを投稿することができる新機能「GU―SHARE」を追加し、さらなるユーザー獲得に乗り出しました。インターネットとリアルをうまくつなぎ、ファーストリテイリングが掲げる2020年に売上高5兆円という目標に貢献することができるのか、新商品ともども注目しています。

【編集記者Yのコメント】
ファーストリテイリングは10月8日に8月期本決算を発表。前期の営業利益が1,644億円(26%増)と、2,000億円(53%増)との会社計画を下回ったため、大きく売られてしまいました。加えて、今期は21%増益と成長率も鈍化する見通しで、業績面での“正念場”を迎えています。