あけましておめでとうございます、本年も何卒よろしくお願い致します。ダウンコートの出番のない、暖かな年末年始をウキウキと過ごしていた私に、年明け早々悲報が届きました。

日本気象協会が発表した「2016年春の花粉飛散予測(第2報)」によると、例年より早い2月上旬に九州・中国・四国・関東地方から、昨シーズンよりも多くの花粉が飛散するとのこと。私はいまだに自分は花粉症ではないと信じているのですが、昨年あたりから時折、鼻がグシュっとしたり目がかゆくなったりと予断を許さない状態が続いています。

そんな中、低価格・高品質のアイウエア(眼鏡)ブランドJINSのホームページに「JINS花粉CUT」という商品を発見。実はこれまでも花粉カット眼鏡を検討したことはあったのですが、ゴーグルのような見た目に抵抗があり、購入までには至りませんでした。ところが今回の新モデルは普通の眼鏡とほぼ変わらないフォルムにもかかわらず、花粉カット率は98%以上、マスクをしても曇らない特殊なコーティングが施されるなど、花粉症対策として欲しかった機能がバッチリ。1月28日の発売と同時にテンプル(つる)が細目のSLIMタイプを購入することに決めました。

ブルーライトカット眼鏡や、花粉カット眼鏡など、視力矯正以外の「機能性」でアイウエア市場を切り開いてきたJINS。今や1,000億円を超えるとされる花粉症対策市場においても頭角を現すことができるのか、花粉の動向とともに注目しています。

【編集記者Yのコメント】　眼鏡チェーン店「JINS」を展開するジェイアイエヌ(3046)は5日に月次売上高を発表。12月既存店が前年同月比15.2%増と11月の4.3%増から大きく伸長するなど、業績好調が確認されました。株価が直近安値4,300円近辺に沈んでいたため、翌6日は買い戻しの動きも確認されています。

[本紙1月12日付1面]