ダウンコートをクリーニングに出し、ようやく衣替えが完了。それと同時に下着の衣替えにも取り掛かりました。薄手のトップスを着る機会が増えるこれからの季節は、「Tシャツブラ」と呼ばれる、カップに縫い目がなくアウターに響かないタイプのブラジャーが主力となりますが、これが思案のしどころ。

ブラジャーには「ワイヤー」と「ノンワイヤー」と大きく2タイプあり、「ワイヤーブラ」はバストメイクに優れる反面、圧迫感が強く長時間着用していると具合が悪くなることも。「ノンワイヤーブラ」は逆にソフトな着け心地で快適なものの、胸のシルエットがルーズになりがちです。

今年のTシャツブラはワイヤーかノンワイヤーか、どちらにしようかと悩んでいると、友人がユニクロのサードウェーブブラ「ワイヤレスブラ ビューティーライト(税別1,990円)」を薦めてくれました。

サードウェーブブラとは、ワイヤーではなく“面”でバストを支えることで、ワイヤーブラの造形性とノンワイヤーブラの快適性を両立するという、まさに“良いとこ取り”のブラジャーのこと。ラクしてきれいになれるうえに価格もお手頃と、うれしい商品の登場に早速、週末ユニクロへ行く予定を立てました。

一足早く、第三のブラとして昨年登場したトリンプの「WONDER MAKE」は、およそ1年間で27万枚を売り上げるヒット商品となるなど、注目を集めているサードウェーブブラ。「ワイヤレスブラ ビューティーライト」はエアリズム、ブラトップに続くユニクロの主力商品となるのか、注目しています。

【編集記者Yのコメント】
ユニクロを展開するファーストリテイリング(9983)は業績、株価ともに苦戦を強いられています。7日引け後には業績・配当予想の下方修正を発表しており、翌8日の株価は急落。3年ぶりに3,000円台を割り込みました。世界的な暖冬で利益率の高い冬物衣料の販売が不振だったことが業績を押し下げたとのことですが、一方で、国内Eコマース売上2割伸長、欧州堅調といった好材料も見受けられます。組織大改革について言及した柳井会長の手腕が注目されます。



[本紙4月11日付14面]