
1983年7月にファミリーコンピュータ、通称「ファミコン」が登場してから33年。当時10歳だった子供も今は43歳と立派な大人となり、私同様、複雑化を見せるゲームに、距離を置いた“元"子供が多い現今。時を越えて、なんとも大人心をくすぐる商品の登場となりました。
サイズが約60%に縮小され、手のひらサイズとなっているものの、見た目は懐かしい、あのファミコンそのまま。コントローラーも2機、本体の左右に格納されています。収録されているゲームも、王道「スーパーマリオブラザーズ」をはじめ、「エキサイトバイク」や「アイスクライマー」「ドクターマリオ」「ファイナルファンタジーⅢ」などと、たまらないラインアップ。

世界中で6,000万台以上を売り上げたファミコン。今回のターゲット層は明確ですが、CGやVR(仮想現実)に慣れた現在の若者の目にはどう映るのか。もしかすると、チェキや使い捨てカメラのように「逆に新しい」と、SNS(交流サイト)を中心としたムーブメントが起きる可能性があるかもしれないと、販売台数とともに注目しています。
【編集記者Yのコメント】
今夏「ポケGO」ブームに沸いた任天堂(7974)。株価が6月28日に付けた年初来安値(1万3,360円)から、わずか半月後には3万2,700円と2.5倍に化けたことで注目されました。その後も頑強推移を続けており、急騰直後は2万円付近まで売られる場面もありましたが、9月中旬以降は2万6,000円台でのもみ合いを続けています。
竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。
[本紙10月17日付14面]