最近、移動時間によくスマートフォン(スマホ)でチェックしているのが、共感コラムメディア「citrus(シトラス)」です。

「各界の専門家が深堀りし、発信した旬のネタを身近な話題として楽しむ」という触れ込み通り、例えば弁護士の書いた「『民泊で裸を盗撮』の罰が、たった1万円未満の軽犯罪法違反?」や、管理栄養士の書いた「糖質制限とカロリー制限、どちらが痩せやすい?」など、ついつい読みたくなるタイトルがずらり。さらに、提携するファッション誌「フィガロジャポン」やビジネス誌「Newsweek日本版」のWEBサイトなどからの厳選されたコラムも読むことができます。

ビジネス、ヘルス&ビューティー、テクノロジーなどの10のカテゴリーが設けられ、文字数は2,000字弱とスマホで読んでもストレスを感じない分量。記事の更新が早いので、空き時間ができるたびcitrusをのぞいています。

基本的にコラムを書いた専門家の名前が出ているので信頼性も高く、読み応えもしっかり。最近では友人と時事ネタを話している際に、ちょくちょくcitrusで得た情報を挟んでいます。もちろん芸能ネタなど、エンターテインメント系の軽めのコラムもあるので、その日の気分で読み分けています。

現在、20のWEBメディアとパートナー契約を結び、記事が相互流通する仕組みを構築しているcitrus。今後、さらなる新規ユーザーとの接点を創出し、協力メディアを拡大させることはできるのか、注目しています。

【編集記者Yのコメント】
citrusなどポータルサイトを運営するオールアバウト(2454・JQ)は業績、株価とも好調が確認されています。2月には2017年3月期の業績上方修正が好感されて株価が一段高しましたが、3月30日には日本テレビ(9404)との資本業務提携を発表したことで再度、注目されています。今後は日本テレビが保有するコンテンツをインターネット領域で展開するとのこと。5月上旬に明かされる18年3月期業績への期待が膨らみます。


[本紙4月3日付14面]