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コラム竹中三佳の株Catch one´s eye2018年1月26日

☆竹中三佳の株Catch one’s eye Part.217 Wi-Fi市場の雌雄を決するは

現在so-netで契約しているポケットWi-Fi(WiMAX)。契約2年を迎える今月が、契約解除料(9,500円)なしで解約出来る「契約更新月」だと知りました。そもそもso-netで契約をしたのは、キャッシュバックなどのサービスを利用して2年間で割った月額料金がお得だったため。2年以上利用すると逆に割高になってしまいます。外で原稿を書く機会も多い私にとってWi-Fiは必要不可欠。これは大変と早速ほかのプロバイダを探し始めました。

「現金キャッシュバックキャンペーン」「月額料金割引」「他社乗換違約金負担」など各社さまざまなキャンペーンを打ち出しており、WEB上には「<2018年1月>各社WiMAX 2+キャンペーンを比較」など、現時点でのサービスの比較ができる分かりやすいサイトがたくさん掲載されていました。

そんな中、多くの比較サイトでおすすめナンバー1だったプロバイダが「GMOとくとくBB」。価格.com経由で申し込めば、キャッシュバック3万2,000円、下り最大558mbpsと高速化されたSpeed Wi-Fi Next W05端末が利用でき、契約しばり2年、2年間の実質費用:2,395円/月とかなりお得に利用できます。ただ一点引っかかったのが、データ利用量が7GB/月の上限の「通常プラン」だったこと。足りるかな…と不安にもなったのですが、基本的に利用制限なしの「ギガ放題」と通常プランの変更は月単位手数料なしで何度でも変更可能、との文言を発見。とりあえず通常プランで申し込んでみて不足するような場合はプラン変更をすれば良いか、と「GMOとくとくBB」での契約を第一候補にすえました。

softbankやdocomoなどの大手キャリアが次々と大容量プランを打ち出し、Wi-Fi市場は縮小傾向に向かうとも言われる中において、通信速度や価格など、いかに魅力的なサービスを提供しユーザーを獲得して行くのか各社の動向に注目しています。

【編集記者のコメント】
NTTドコモ(9437)の2020年の5G商用サービス開始に向けた取り組みが本格化し始めました。ちなみに、無線LANなどのネットワーク機器市場という広い枠で見れば、特にBtoB(企業間取引)向けは今後も大きな成長が期待されています。調査会社のIDC Japanでは、17―22年の産業用無線LAN機器の年間平均成長率は65.6%と高推移を見込んでいます。

竹中三佳さんのプロフィール
タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

[本紙1月29日付14面]

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