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速報・市況速報・市況2019年1月16日

☆[概況/大引け] 3日ぶりに反落。主力株は安く、中小型株を選好

大引けの日経平均は20,442.75円の112.54円安、TOPIXは1,537.77ポイントの4.95ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は635、値下がり銘柄数は1,424。出来高は12億962万株、売買代金は2兆1,581億円。
英国下院がEU離脱協定合意の承認決議を否決したことについては、想定通りでサプライズはないと冷静に受け止められたが、日経平均は前日に20,500円を回復していたことから利食い売りが出て3日ぶりに反落した。
指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が売られ、昨日活躍したオリンパス(7733)日立(6501)が反落し、資生堂(4911)三越伊勢丹(3099)といったインバウンド関連も安い。
その他、コスモエネルギー(5021)などの石油株も軟調だった。
主力株は下落する銘柄が多かった分、中小型株が選好され、MonotaRO(3064)が4日ぶりに反発し、今月末にTOPIXに組み入れられる未来工業(7931)が高い。
セレクトショップのTOKYO BASE(3415)は9~11月期が小幅増益となったためストップ高となった。
また、ラクトジャパン(3139)は年平均9%増益の新中期経営計画を発表したが、SMBC日興証券からそれでも余裕含みの内容で、高成長を継続できる構造成長銘柄と解説されたため関心を集めた。
JASDAQ指数とマザーズ指数は小幅ながら3日続伸。
業種別下落率上位は石油、鉱業、紙パルプ、証券、非鉄で、上昇率上位は電力ガス、食品、水産農林、情報通信、不動産。

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