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速報・市況速報・市況2019年4月3日

☆[概況/大引け] 米中合意接近観測報道で上昇

大引けの日経平均は21,713.21円の207.90円高、TOPIXは1,621.77ポイントの10.08ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,480、値下がり銘柄数は588。出来高は12億9,207万株、売買代金は2兆4,166億円。
英フィナンシャル・タイムズが本日からワシントンで開かれる米中閣僚級協議で両国の合意が近づいていると報じたことに刺激を受け、日経平均は上昇し、21,700円を挟んだ水準で取引された。
中国の設備投資改善期待でファナック(6954)やツガミ(6101)が買われ、物流システムのダイフク(6383)も高く、貿易回復期待で川崎汽船(9107)や商船三井(9104)も上昇した。
その他、世界景気にも好影響を与えるという見方から、住友鉱山(5713)を始めとした非鉄株も物色された。
セントラル硝子(4044)は自動車ガラスが海外で復調してきたと報じられたことで買われた。
KLab(3656)は中国でスマホゲーム「キャプテン翼」が認可されたことで高い。
半面、内需株はさえず、パーク24(4666)やぐるなび(2440)、熊谷組(1861)が安い。
雪印メグミルク(2270)は、ヨーグルト市場の停滞と物流コストの上昇により、中期経営計画の未達を予想したみずほ証券が投資判断を「中立」に引き下げたことで売られた。
業種別上昇率上位は海運、証券、非鉄、機械、電機で、下落率上位は水産農林、石油、食品、電力ガス、医薬品。

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