3月27日(金)のマーケット
3月26日の米国株式市場は反落。イランの高官はアメリカの提案が「一方的で不公平」だと語ったと報じられた。アメリカとの地上戦に向け100万人以上の戦闘員を組織したという報道もあった。米国防総省も地上軍の投入や大規模な爆撃といった軍事計画を策定していると報じられた。原油先物は一時95ドル台半ばまで上昇した。米国株の取引終了後に、トランプ大統領はイラン国内にある発電所などのエネルギー施設への攻撃を4月6日午後8時までさらに10日間延期すると表明した。これを受け、原油先物は一時89ドル台半ばとなったが、すぐに93ドル台に戻した。エヌビディアやメタプラットフォームズ、サンディスクなどが安い。NYダウは前日比469ドル(1.01%)安の45,960ドル。NASDAQ総合指数は前日比521ポイント(2.38%)安の21,408。S&P500指数は前日比114ポイント(1.74%)安の6,477。
米国防総省が地上軍の投入や大規模な爆撃といった軍事計画を策定と報じられた。これまでも週末に攻撃を多かったため警戒され日経平均は10時前に1000円超の下落。だが、前日の米国株下落を受けて、トランプ大統領がイランの発電所への攻撃を10日間延期に再延長したことが支えとなり下げ幅を縮めた。米グーグルの新技術により半導体価格が低下するとメリットで任天堂が買われた。しずおかFGと名古屋銀は経営統合の発表を好感。
スタンダード市場では、政府が石炭火力発電所の運転制限を解除方針で石炭関連が大幅高。「和製バークシャー宣言」の井村氏らの投資会社が投資している地盤ネットHDは3日続伸。肥料関連の片倉コープアグリが高い。AIメカテックや日本電子材料は続落となった。
グロース市場では、EDPが本田技術研究所と共同研究の検討開始で合意でストップ高。ステラファーマが反発。18日にソフトバンク傘下の企業と資本業務提携を発表したシンカは2日連続ストップ高。衛星関連のSynsが続落。リファインバースとJ・TECは反落。
日足チャート上では、長めの下ヒゲと上ヒゲを伴う陽線。5日移動平均(5万2898円)上は維持して大引けを迎えたが、75日移動平均線(5万3473円)にはわずかに届かず。来週以降はここがサポートラインとなるかがポイントとなる。パラボリックの陽転値(5万3884円)が目前に迫っているだけに、回復を期待したいところ。週足では、長い下ヒゲを伴う陽線。終値では26週移動平均線(5万1950円)がサポートとなったが、13週移動平均線(5万4341円)には届かず。5万4000円が意識されるところ。
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★☆★ 《特別寄稿》鈴木一之 スズカズ・アイ ★☆★
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鈴木一之です。株式市場は神経質な流れが継続しそうな雲行きです。日経平均で言えば 51,000〜56,000 円の往来相場が続くと見ています。
米国とイランの軍事衝突は、丸 4 週間が経過しました。事態は解決に向かうどころか、より一層重大な局面を迎えつつあるように見えてきます。戦況の行く末を予想するのは極めてむずかしいのですが、リスクの所在は徐々に特定できるようになってきました。
決定的なカギを握るのは原油価格の動向です。これが今後も高騰するか否かのリスクは、市場の関心だけでなく世界経済の命運を握っています。
不透明要素は強いのですが、セクター間の収益構造からもたらされる業績の格差が問われ始めており、こうなると株価は次第に耐性を整えるはずです。業績にプラスに作用する業種に絞った物色動向が続きそうな気配です。
各セクターの代表銘柄を軸として、値動きをじっくりと追いかけてゆく局面と感じられます。
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注目記事 Pick up
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【“最大の悪役”GPIFが買い転換へ!?】
日本証券新聞 3月30日(月)紙面1面TOP記事掲載
過去9例、TOPIX急落月の月末需給を読む
27日の日経平均は午前9時50分の1,086.73円安から急速に下げ渋った。トランプ大統領がイランの発電所などへの攻撃期限を4月6日午後8時(日本時間7日朝9時=立会開始時刻!)に延期したことで、恒例の?“月曜日の急落”懸念がいったん回避された格好だが、「地合いは意外と強いかも」などと思っていては状況を見誤る。27日の戻りはあくまでも、1兆6,500億円規模とされる「配当再投資の先物買い」を背景としたものだからだ。当面最大の好需給環境もこの日で一巡し、日経平均で約350円分の配当落ちとなる週明け30日から月末月初相場となる。ここは悲観すべきか、楽観すべきか…。27日付で取り上げた「外国人」に続いて、需給面で探る“常識のウソ”シリーズ第2弾は「信託銀行」だ。
昨年最大の売り越しセクターは信託銀行(6兆5,597億円)で、今年2月まで13カ月連続売り越し。
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今日の市況概況
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3月27日(金)☆[概況/大引け] 
週末のヘッジ売りで大引けは230円安
大引けの日経平均は230円安の5万3,373円、TOPIXは6ポイント高の3,649ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,001、下落銘柄数は534。出来高は26億7,013万株、売買代金は7兆9,890億円。
米国防総省がイランでの軍事作戦に向けて、中東地域に最大1万人の地上部隊の追加派遣を検討していると報じられ、日経平均は10時前に一時1,000円を超える下げ幅となった。
昨年6月に米軍がイランの核施設を攻撃したのは21日(土)、今回の攻撃も2月28日(土)だったため、トランプ大統領は株式市場や債券市場への影響を意識して、週末に攻撃を実施した可能性がある。
トランプ大統領は、イランの石油輸出の90%を担うカーグ島を軍事力で制圧し、ホルムズ海峡の開放を要求する段取りなのだろうが、戦線が拡大するとイランによる周辺国への報復攻撃も拡大すると警戒され、26日の米国株は反落した。
すると、トランプ大統領は米国株式市場の終了直後に、イランの発電所への攻撃を10日間延期すると発表した。
攻撃の猶予期間は当初の2日間から5日間に延長され、再度10日間に延長された。
フィナンシャルタイムズはトランプ大統領がウォール街の売りを受けてイラン交渉を延期と報じた。
株価下落に配慮していることが伺えるため、日経平均は下げ幅を縮め、一時小幅高となった場面もあった。
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