TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け]  ソフトバンクGと東京エレクの寄与で日経平均は上昇したが、TOPIXは小幅安
速報・市況2020年2月12日

☆[概況/前引け]  ソフトバンクGと東京エレクの寄与で日経平均は上昇したが、TOPIXは小幅安

前引けの日経平均は23,813.52円の127.54円高、TOPIXは1,717.42ポイントの2.22ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は793、値下がり銘柄数は1,234。出来高は7億2,009万株、売買代金は1兆3,168億円。
ソフトバンクグループはニューヨークの連邦地裁が11日に、ソフトバンクグループ傘下の米携帯通信4位スプリントと同3位TモバイルUSの合併を認めたことで急騰した。
東京エレクトロン(8035)とアドバンテストは、半導体受託製造世界最大手のTSMCの1月の売上高が前年同月比32.8%増収だったことで、設備投資の拡大期待から物色された。
製造派遣・業務請負のワールドHDは2020年12月期の営業利益予想を前期比66.0%増益と提示し、大幅高となった。
その他、新型肺炎の流行拡大を受け、抗菌製品の大幸薬品は業績予想を上方修正したことに加えて、3月末に1対3の株式分割を実施するとと発表したため、ストップ高となった。
一方、三菱UFJや信越化学、ブリヂストンが売られ、東証1部全体では下落銘柄数の方が多かったことから、TOPIXは小幅安だった。
清水建設や大林組などの建設株の下げが目立ち、第一生命などの保険株とレンゴーや王子HDなどの紙パルプも調整している。
業種別上昇率上位は情報通信、証券、ノンバンク、電機、非鉄で、下落率上位はゴム、電力ガス、建設、保険、石油。

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