前引けの日経平均は21,067.95円の56.05円安、TOPIXは1,538.22ポイントの1.52ポイント安。東証1部の値下がり銘柄数は1,319、値上がり銘柄数は713。出来高は4億6,019万株、売買代金は7,893億円。

手掛かり材料はなく凪の状態が続いている。FOMC（米連邦公開市場委員会）を控えていることから、結果を見極めたいとの姿勢が強く積極的には手掛けずらい状況。寄り後にプラス圏での推移となる時間帯も見られたが、上海総合指数や香港ハンセン指数がさえない動きとなると日経平均も売り物に押される展開。ファーストリテイリング（9983）やソフトバンクG（9984）が軟調で指数の下押し圧力となった。東海カーボン（5301）は独COBEX社買収の負担を嫌気され大幅続落。注目の株主総会が開かれているソニー（6758）は小安い。任天堂（7974）が買われ、トヨタ（7203）も上昇。

業種別下落率上位は電気・ガス、鉱業、保険、水産・農林、空運。上昇率上位は医薬品、パルプ・紙、その他製品、繊維、非鉄金属。