TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] ワクチン開発進展報道が好感され、全面高となり、紙パルプや石油、医薬品が高い
速報・市況2020年2月6日

☆[概況/前引け] ワクチン開発進展報道が好感され、全面高となり、紙パルプや石油、医薬品が高い

前引けの日経平均は23,803.19円の483.63円高、TOPIXは1,734.86ポイントの33.03ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,927、値下がり銘柄数は187。出来高は7億7,543万株、売買代金は1兆2,863億円。
中国や英国で新型コロナウイルスに対するワクチン開発が進んでいるという報道が好感され、東証は上昇したが、上海株はワクチンが市場に出回るには時間が掛かり、その間に感染拡大で景気悪化や業績悪化が進むという懸念から上値が重たい状態。
東京株式市場ではソニーやトヨタ、ファーストリテイリングが買われ、Zホールディングス(4689)は10~12月期が3割営業増益だったことが好感された。
総合メディカルはMBOを発表し、パンパシフィックインターナショナルは通期営業利益予想を上方修正したことでそれぞれ急騰した。
イビデンは決算がアナリスト予想を上回ったことで高い。
一方、スクウェア・エニックスは9カ月で年間の営業利益計画を大幅に上回ったが、原動力となった「ドラゴンクエストウォーク」の売上高が足元で落ち着いてきていることがマイナス視され下落した。
カルビーは北米や中国を中心に海外が想定以上の苦境に立たされていることが警戒された。
業種別上昇率上位は紙パルプ、石油、鉱業、医薬品、非鉄で、下落業種はなし。

関連記事