前引けの日経平均は160円高の2万9,109円、TOPIXは5ポイント高の1,959ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,158、値下がり銘柄数は895。出来高は4億6,311万株、売買代金は1兆678億円。
日経平均は高寄り後、上げ幅を縮めたが、小じっかりとした動き。
今週の米国で15日~16日に開催されるFOMCにおいて、量的緩和縮小の議論開始があるかどうかが見守られ、様子見要因となっているが、日本のワクチン接種拡大が支えとなっている。
レーザーテックとルネサスエレクトロニクスが反発し、神戸物産は業績上方修正が好感された。
HIS(9603)は上期の営業赤字が前年同期に比べて拡大したが、今後の回復が期待され高い。
一方、エーザイはもみ合いだった。
任天堂は、SBI証券がゲーム機「スイッチ」はピークを過ぎ後半に投入したと述べ、目標株価を引き下げたことで売られた。
美容家電のヤーマンは今期の伸び率が鈍化する見通しを示したことで下落した。
業種別上昇率上位は海運、ゴム、金属、電機、鉱業で、下落率上位はその他製品、精密、銀行、非鉄、不動産。(W)