TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 下げ幅は小幅。ファーストリテイリングと不動産や証券が安いが、ソニーは高い。アイモバイルはストップ高
速報・市況2020年7月10日

☆[概況/前引け] 下げ幅は小幅。ファーストリテイリングと不動産や証券が安いが、ソニーは高い。アイモバイルはストップ高

前引けの日経平均は22,476.74円の52.55円安、TOPIXは1,547.37ポイントの9.87ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は462、値下がり銘柄数は1,629。出来高は6億587万株、売買代金は1兆1,643億円。
本日もETFの換金売りが4千億円程度出る見込みだが、東証1部の騰落レシオが76%まで低下しているため、下げ幅は小幅にとどまった。
ファーストリテイリングは通期予想を下方修正したことで売られた。
業界統計で都心のオフィスビル空室率が上昇しているため、三井不動産など不動産株も安い。
証券株とノンバンク株が軟調で、米国で新型コロナウイルスの感染拡大から景気回復が遅れるという不安も抱かれているため、トヨタを始めとした自動車株も軟調だった。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルが、ソフトバンクグループが出資する中国の不動産仲介ベンチャー、貝殻找房が米国市場で新規株式公開(IPO)を実施する計画と報じたため、ソフトバンクグループは買われた。
ソニーは米国ゲーム開発会社のエピックゲームズに出資したことで高い。
アイモバイル(6535)とTPR、ユーザーローカルは東海東京調査センターが投資判断を新規に「Outperform」と発表し、上昇率上位に並んだ。
業種別下落率上位は鉱業、証券、不動産、石油、ノンバンクで、上昇は電機と情報通信。

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