TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 下げ幅拡大。鉄鋼や石油、保険が売られ、上昇業種は陸運のみ
速報・市況2019年11月13日

☆[概況/前引け] 下げ幅拡大。鉄鋼や石油、保険が売られ、上昇業種は陸運のみ

前引けの日経平均は23,303.13円の216.88円安、TOPIXは1,701.18ポイントの8.49ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は455、値下がり銘柄数は1,610。出来高は5億9,372万株、売買代金は1兆213億円。
トランプ大統領が昨日の講演で、米中合意署名の日程や場所について何も言及しなかったことは「悲観のシグナル」という受け止め方もあり、日経平均は下落した。
ファーストリテイリングや京セラ、ファナックが売られ、テルモやオリンパスも安い。
JFE(5411)は上期が7割減益となったことで下落し、三菱製鋼も業績悪化で売られた。
ニチイ学館は通期予想を下方修正し大幅安となり、タカラバイオは通期の売上高予想を下方修正したことが警戒された。
一方、富士フイルムは7~9月期決算がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
東急は株主還元を強化しつつ、利益成長と保有物件の含み益の拡大している点を評価した野村証券が目標株価を引き上げた。
福島銀行はSBIとの資本業務提携効果が引き続き期待され、3日連続で大幅高となった。
業種別下落率上位は鉄鋼、石油、保険、鉱業、ノンバンクで、上昇は陸運のみ。

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