TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 中国のサプライチェーン途絶が警戒され調整継続
速報・市況2020年1月28日

☆[概況/前引け] 中国のサプライチェーン途絶が警戒され調整継続

前引けの日経平均は23,124.51円の219.00円安、TOPIXは1,686.83ポイントの15.74ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は1,740。出来高は5億4,122万株、売買代金は1兆165億円。
新型肺炎の影響により中国では春節明けも製造業の生産停止が続けば、サプライチェーン(部品供給網)が途絶すると警戒され、東証は調整が継続した。
日本電産が売られ、ホンダは武漢の合弁工場が中国生産の約半分を占めていることで下落した。
世界景気の悪化が警戒され、日本製鉄や三菱マテリアルといった景気敏感な素材産業も売られた。
コシダカ(2157)は子会社カーブスのスピンオフ上場が承認されたが、子会社ではなくなることで売られた。
一方、ネットワンシステムは東芝子会社の架空取引に関与したが、追徴課税がなければクラウドインフラ需要に牽引され、業績は高い伸びになるという見方で小幅だが反発した。
中国の団体旅行禁止で昨日急落した資生堂も反発した。
業種別下落率上位は鉱業、鉄鋼、石油、非鉄、ガラス土石で、上昇業種はなし。

関連記事