TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 中国の感染者数は虚偽との米情報機関の報告書が警戒され、中国株取引開始前に下げ幅が一時拡大
速報・市況2020年4月2日

☆[概況/前引け] 中国の感染者数は虚偽との米情報機関の報告書が警戒され、中国株取引開始前に下げ幅が一時拡大

前引けの日経平均は17,911.07円の154.34円安、TOPIXは1,335.69ポイントの15.39ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は273、値下がり銘柄数は1,865。出来高は7億1,395万株、売買代金は1兆1,324億円。
感染拡大の影響が不安視されたことや、米情報機関が中国での新型コロナウイルス感染の死者数と感染者数について、中国政府が実数よりも少ない虚偽の数字を公表しているとする機密報告書を提出したと報じられたことも影響し、日経平均は17,707円(357円安)まで売られたが、その後、押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。
任天堂が12日ぶりに反落し、ANAなどの調整が続き、クレディセゾンやオリックスなどノンバンクの下げも目立った。
その他、ワールドやオンワードといった繊維も軟調。
こうした中、オリエンタルランド(4661)は野村証券から「ゲストのパークへの高いロイヤリティに対する自信を確認」と報告され上昇した。
テルモは人工心肺増産で高い。
100円ショップのワッツは上期の営業予想を減益から増益に上方修正したことが好感された。
業種別下落率上位は空運、ノンバンク、金属、不動産、ガラス土石で、上昇は鉱業、保険、石油。

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