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速報・市況2021年7月29日

☆[概況/前引け] 中国不安が後退し、反発したが上値は限定的

前引けの日経平均は105円高の2万7,687円、TOPIXは2ポイント高の1,922ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,012、値下がり銘柄数は1,035。出来高は4億9,585万株、売買代金は1兆439億円。
中国証券監督管理委員会が28日夜に主要投資銀行の幹部を招いて開催したオンライン会議で、教育分野への規制強化は的を絞ったものであって、他の業界の企業にダメージを与える意向はないと強調したと伝わった。
日経平均は反発し、日本時間で10時半から取引が開始された上海株は反発し、香港株は続伸となった。
ただし、日本は感染者数が最多となっているため、上げ幅は限定的。
ソフトバンクグループが反発し、ソニーグループは「PS5」の販売台数が1,000万台を超え、歴代PSで最速の普及ペースとなっていることで買われた。
日産自動車は今期が3期ぶりの黒字転換予想で、来期の業績拡大を予想した野村証券がレーティングを「Buy」に引き上げたことも支援材料となりにぎわった。
アドバンテストは業績上方修正と自社株買いの発表が好感された。
東京機械(6335)はアジアインベストメントファンドによる株式買い増しで連日の高騰となった。
一方、サイバーエージェントは業績予想を上方修正したが、好材料出尽くし感から売られた。
レーザーテックが続落となり、キヤノンが安い。
業種別上昇率上位は精密、電機、情報通信、ガラス土石、金属で、下落率上位は海運、陸運、倉庫運輸、空運、建設。(W)

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