TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 伸び悩み、TOPIXは小幅安に
速報・市況2019年5月20日

☆[概況/前引け] 伸び悩み、TOPIXは小幅安に

前引けの日経平均は21,307.84円の57.75円高、TOPIXは1,553.34ポイントの0.91ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は758、値下がり銘柄数は1,284。出来高は6億1,175万株、売買代金は9,708億円。
1~3月期の実質GDPが年率2.1%成長となったため、日経平均は取引開始早々21,430円(179円高)まで買われたが、買い一巡後に伸び悩んだ。
内需の弱さによる輸入の減少が、外需のプラス寄与となったことが要因のため、中身は弱いと受け止めれた。
それでも住宅投資の拡大を受けて、住友不動産など不動産株が買われ、レオパレス21(8848)は旧村上ファンド関係者らによる投資会社のレノが保有比率を高めたことで続伸となった。
その他、武田薬品が反発し、京浜急行など内需系の銘柄が選好された。
マルハニチロ(1332)は完全養殖マグロを欧州向けに本格的に輸出すると報じられ高い。
一方、ソニーは反落し、GDP統計で設備投資が減少したため、安川電機やキーエンスも安い。
また、JFEなどの鉄鋼株や、村田製作所やルネサスエレクトロニクスといった電機株の調整が継続した。
業種別上昇率上位は水産農林、不動産、陸運、その他製品、医薬品で、下落率上位は鉄鋼、電機、機械、金属、繊維。

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