前引けの日経平均は21,076.65円の117.16円安、TOPIXは1,537.24ポイントの6.25ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は773、値下がり銘柄数は1,234。出来高は4億4,956万株、売買代金は8,088億円。
FRB議長が早期利下げ観測を牽制したことを受けて、米国株が下落し、東京株式市場も売られた。
ソフトバンクグループやファーストリテイリングが下落し、テルモや花王、シスメックスといったディフェンシブ株が安い。
ネットワンシステムズ(7518)はみずほ証券が「アンダーパフォーム」に格下げしたことで値下がり率上位となった。
一方、LIXILグループ(5938)は瀬戸氏がCEOに復帰したため、業績改善期待が高まり、急騰した。
米国のマイクロン・テクノロジーが中国のファーウェイへの製品出荷を6月半ばから一部再開したことを受けて、東京エレクトロンやアドバンテストが高い。
業種別下落率上位はゴム、電力ガス、水産農林、情報通信、食品で、上昇率上位は金属、非鉄、海運、石油、鉄鋼。