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速報・市況2019年9月17日

☆[概況/前引け] 円安で持ち直したが、その後もみ合いに

前引けの日経平均は21,964.74円の23.55円安、TOPIXは1,613.79ポイントの3.92ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,204、値下がり銘柄数は815。出来高は6億4,416万株、売買代金は1兆1,133億円。
サウジアラムコの石油施設が攻撃を受け、原油高となったことが警戒され、朝方の日経平均は109円安となったが、1ドル=108円台の円安が下支え要因となり、一時、22,041円(52円高)となった。
しかし、積極的な買いは増えず、もみ合いとなった。
米ウィーカンパニーが株式上場延期見通しと報じられ、出資しているソフトバンクグループが安い。
中国の8月の工業利益が予想を下回ったため、SMCや商船三井が売られた。
原油高が警戒され、日本航空が安く、原材料高への不安から日本ペイントやエフピコといった化学株も下落した。
半面、値上がり率上位には国際石油開発帝石やコスモエネルギー、石油資源開発などが並んだ。
コロプラ(3668)は12日に配信開始したスマホ向けゲーム「ドラクエウォーク」が好調なためストップ高となった。
業種別上昇率上位は鉱業、石油、ノンバンク、建設、卸売で、下落率上位は海運、空運、化学、ゴム、保険。

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