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速報・市況2019年9月19日

☆[概況/前引け] 円高方向に振れたため、日経平均は上値を削った

前引けの日経平均は22,183.53円の222.82円高、TOPIXは1,623.50ポイントの16.88ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,826、値下がり銘柄数は233。出来高は6億1,424万株、売買代金は1兆441億円。
パウエルFRB議長が会見で「景気拡大の軌道を確保するため適切に行動する」と発言したことが安心され、日経平均は一時22,255円(294円高)まで上昇したが、日銀金融政策決定会合で金融政策が現状維持とされると円高になるという予想から、円相場が先取りして円高方向に振れたため、日経平均は幾分上値を削った。
リクルートが続伸となり、村田製作所やアドバンテストが買われた。
関西電力などの電力ガス株とワールドが属する繊維株も上昇し、戸田建設や奥村組といった建設株も高い。
巴川製紙(3878)は子会社で製造している包装用紙テープがアマゾンで採用されていることが注目され、一時ストップ高となった。
一方、ソニーと楽天は続落となり、JSRはジェフリーズによる投資判断引き下げで安い。
業種別上昇率上位は電力ガス、証券、繊維、サービス、建設で、下落業種はなし。

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