TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 反発。AGCが業績上方修正で買われ、資生堂やTOYO TIREは格上げを好感。レーザーテックや空運と海運は続落
速報・市況2021年4月13日

☆[概況/前引け] 反発。AGCが業績上方修正で買われ、資生堂やTOYO TIREは格上げを好感。レーザーテックや空運と海運は続落

前引けの日経平均は29,848.41円の309.68円高、TOPIXは1.968.60ポイントの14.01ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,525、値下がり銘柄数は556。出来高は4億9,118万株、売買代金は1兆1,167億円。
昨日は東証1部のうち値上がり銘柄数が約6割となるなど、日経平均の下落幅の割には底堅い印象もあったため、本日は買いが入り反発した。
ソフトバンクグループとファーストリテイリング、ソニー、トヨタ、日立といった主力株が買われ、AGCは業績上方修正が好感された。
資生堂は中国主導の業績回復局面入りを予想したみずほ証券が投資判断を引き上げた。
TOYO TIREは北米ライトトラックタイヤを中心としたニッチ市場をターゲットにしており、新興国のタイヤメーカーによる汎用タイヤへの価格攻勢の悪影響を受けにくいことを評価したクレディ・スイスが新規に「OUTPERFORM」と発表したことで買われた。
ツガミ(6101)は3月の受注が前年同月比2.6倍となったことで高い。
一方、レーザーテックは続落となり、TDKはモルガン・スタンレーMUFG証券が2次電池の増収率鈍化を予想し、投資判断を引き下げたことで売られた。
日本ケミコンも、材料費上昇分を顧客に転嫁することが難しいと予想したモルガン・スタンレーMUFG証券による格下げで安い。
その他、日本航空と商船三井が続落となり、MonotaROが安い。
業種別上昇率上位はガラス土石、その他製品、鉄鋼、小売、証券で、下落率上位は空運、鉱業、海運、石油、陸運。

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