TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 反落。共和党財政委員長の反対姿勢が気掛かり。メガバンクが売られ、空運も安い。一方、太陽誘電やアンリツは上昇
速報・市況2021年1月20日

☆[概況/前引け] 反落。共和党財政委員長の反対姿勢が気掛かり。メガバンクが売られ、空運も安い。一方、太陽誘電やアンリツは上昇

前引けの日経平均は28,504.38円の129.08円安、TOPIXは1,846.46ポイントの9.38ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は933、値下がり銘柄数は1,129。出来高は5億9,873万株、売買代金は1兆2,359億円。
日経平均は反落した。
イエレン次期財務長官は昨日の指名承認公聴会で、議員に対して追加の新型コロナウイルス対策で「大きく行動」するよう呼び掛け、債務拡大につながっても恩恵は代償を上回るとの考えを示したが、共和党のグラスリー財政委員長は昨年12月には9千億ドル規模の経済対策が承認されたばかりだと述べ、バイデン次期大統領による1兆9千億ドルの新たな景気対策に反対する姿勢を見せた。
東証ではソフトバンクグループとファーストリテイングが反落し、メガバンクが売られ、新型コロナウイルスの変異種も警戒され、ANAやオリエンタルランドも安い。
日本光電(6849)はUBS証券による投資判断引き下げで下落した。
一方、太陽誘電が買われ、5G関連のアンリツも高い。
ホンダとレノバが値上がりし、住友化学はジェフリーズによる投資引き上げが好感された。
日総工産は業績上方修正で急騰した。
業種別下落率上位は海運、空運、証券、銀行、陸運で、上昇率上位は鉱業、繊維、石油、ガラス土石、ゴム。

関連記事