TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 反落したが下げ幅は限定的
速報・市況2019年5月21日

☆[概況/前引け] 反落したが下げ幅は限定的

前引けの日経平均は21,218.62円の83.11円安、TOPIXは1,546.35ポイントの8.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は546、値下がり銘柄数は1,514。出来高は6億4,721万株、売買代金は1兆1,790億円。
米国株続落を受けて、日経平均は反落したが下げ幅は限定的。
米国株がハイテク株主導で売られたため、ソニーや東京エレクトロンやTDKが安い。
その他、米中貿易摩擦激化による、海上荷動きの停滞や生産活動の減速の悪影響が懸念され、商船三井を始めとした海運株や近鉄エクスプレスや住友倉庫などの倉庫運輸株も安い。
また、運用成績悪化懸念で東京海上などの保険株も下落した。
半面、米連邦通信委員会がスプリントとTモバイルUSの合併を承認する意向を示したため、ソフトバンクグループは買われた。
CACや日本ユニシスなどの情報通信が上昇した。
サトー(6287)はいちよし経済研究所が業績予想を上方修正し、投資判断を引き上げたことが好感された。
業種別下落率上位は海運、鉱業、電機、倉庫運輸、石油で、上昇は情報通信、ゴム、紙パルプ、銀行、鉄鋼。

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