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速報・市況2019年12月10日

☆[概況/前引け] 反落して始まったが下げ渋り。アドバンテストは高い

前引けの日経平均は23,428.67円の2.03円安、TOPIXは1,722.32ポイントの0.25ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,066、値下がり銘柄数は939。出来高は4億9,260万株、売買代金は8,567億円。
昨日の米国株反落に連れ安して始まったが、日経平均は前引けにかけて下げ渋りを見せた。
任天堂とソニーが続伸となり、太陽誘電は全固体電池を開発したと報じられたことで買われた。
半導体関連は下落する銘柄が多かったが、アドバンテストは、米インテルが韓国のサムスン電子にパソコン用CPUの生産を委託したと報じられ、テスタで恩恵を受けるという期待から買われた。
建設コンサルタントで経済対策関連期待のいであは4日連続大幅高となった。
エクセル(7591)は加賀電子と経営統合する計画を発表し、ストップ高買い気配となった。
セントラル硝子はAGCとの国内建築用ガラスを統合すると発表し、高寄りしたが、買い一巡後は上げ幅を縮めた。
学情はTVCMの効果で20代向け転職サイト「Re就活」や20代の社会人対象の「就職博」が好調となり、決算が計画を上回ったことで急騰した。
一方、キーエンスやSUMCO、関西電力が売られ、ライクキッズは大幅減益で下落率上位となり、コーセーREは子会社の不動産ローン融資で不適切行為に疑いにより決算発表を延期したため下落した。
業種別上昇率上位はその他製品、水産農林、繊維、医薬品、情報通信で、下落率上位は電力ガス、石油、紙パルプ、輸送用機器、海運。

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