TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 売り一巡後は下げ幅を縮小。衆院選序盤情勢が下支え
速報・市況2021年10月21日

☆[概況/前引け] 売り一巡後は下げ幅を縮小。衆院選序盤情勢が下支え

前引けの日経平均は93円安の2万9,161円、TOPIXは4ポイント安の2,023ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は947、値下がり銘柄数は1,097。出来高は4億7,043万株、売買代金は1兆1,096億円。
オランダの半導体製造装置メーカーのASMLの10~12月期売上高見通しがアナリスト予想を下回り、大幅安となったことを受けて、東京株式市場ではレーザーテックや東京エレクトロンが売られ、日経平均は一時200円安の2万9,055円となった。
だが、衆院選の序盤情勢で与党が過半数を視野と報じられたため、押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。
日本航空とANA、HISが反落し、オムロンはモルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を「Underweight」に引き下げたことで売られた。
ピジョンはみずほ証券がMSCI指数からの除外を予想したため安い。
一方、ベイカレントが反発し、KDDIはGoogle製プロセッサ搭載のスマホを発売することで買われた。
ファミリーマートが郵便局内に無人決済コンビニ設置と報じられ、合弁会社がファミリーマートの無人決済店向けシステムを担当しているサインポスト(3996)はストップ高となった。
業種別下落率上位は空運、食品、精密、輸送用機器、医薬品で、上昇率上位は石油、鉱業、非鉄、鉄鋼、ゴム。(W)

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