TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 大幅反落、全面安で空運や銀行や倉庫運輸が下落率上位。日本光電とブイキューブは大幅続伸
速報・市況2020年3月30日

☆[概況/前引け] 大幅反落、全面安で空運や銀行や倉庫運輸が下落率上位。日本光電とブイキューブは大幅続伸

前引けの日経平均は18,762.70円の626.73円安、TOPIXは1,409.17ポイントの50.32ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は1,929。出来高は8億3,018万株、売買代金は1兆3,357億円。
日経平均は先週末に724円高と急反発したが、週明けの相場は大幅反落となった。
新型コロナウイルスに感染していた志村けんが死亡したとのニュースもショックを与え、一時18,578円(811円安)まで下落した。
ソフトバンクグループは出資先の通信衛星スタートアップ企業の英ワンウェブが経営破綻したことで売られた。
外出自粛要請による打撃で企業倒産が多発すると貸倒れが増えるという警戒感から三井住友FGなどの銀行株も売られた。T&Dなどの保険会社も安い。
その他、ANAなどの空運株が大幅反落となり、経済停滞が長期化することでトランコムや安田倉庫といった倉庫運輸株も下落率上位となった。
一方、新型コロナウイルス治療向けに「アビガン」を増産する富士フイルムが買われ、人工呼吸器の日本光電とテレワーク関連のブイキューブの上昇も続いた。
巣ごもり消費関連として、高齢者向け宅配弁当のシルバーライフ(9262)も高い。
業種別下落率上位は空運、銀行、倉庫運輸、保険、石油で、上昇業種はなし。

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