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速報・市況2022年8月8日

☆[概況/前引け] 好決算銘柄が物色され、日経平均は小じっかり

前引けの日経平均は65円高の2万8,241円、TOPIXは0.9ポイント高の1,948ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は788、下落銘柄数は972。出来高は5億9,463万株、売買代金は1兆4,465億円。
好決算銘柄が物色され、日経平均は小じっかりとなった。
レーザーテックは決算が計画を上回ったことで大幅高となり、キヤノンは自社株買いが好感され、ラウンドワンは9月末に1対3の株式分割を実施すると発表し急騰した。
スズキは第1四半期でのインドでの販売拡大で買われた。
パチンコ・パチスロ機メーカーのフィールズは第1四半期が5割営業減益だったが、下期のパチンコ・パチスロ機は予定台数の計画を上回る販売を見込んでいると開示したことで値を飛ばした。
日本冶金工業(5480)はこれまで未定だった通期業績予想と配当予想が注目され、ストップ高。
一方、海運大手3社は売られ、東京海上と島津製作所は減益決算で下落した。

業種別上昇率上位は鉱業、石油、金属、医薬品、非鉄で、下落率上位は保険、紙パルプ、海運、不動産、精密。(W)

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