TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 寄り付きから2万8,000円回復だが上値は伸びず
速報・市況2023年3月31日

☆[概況/前引け] 寄り付きから2万8,000円回復だが上値は伸びず

前引けの日経平均は263円高の2万8,046円、TOPIXは20ポイント高の2,003ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,138、下落銘柄数は615。出来高は5億6,927万株、売買代金は1兆4,949億円。
米国株続伸を受け、日経平均は反発し、寄り付きから2万8,000円を回復した。
ただし、本日終値で日経平均の銘柄入れ替えのリバランスが実施され、新規組入れ銘柄のオリエンタルランド、ルネサスエレクトロニクス、日本航空の購入資金捻出のため、他の銘柄には約2,200億円の換金売りが生じると見られていることから、上値は伸びなかった。
レーザーテックとソフトバンクグループ、日本製鉄、三菱UFJ、トヨタなど主力株が買われ、三井物産は中期経営計画において総還元性向の引き上げを検討と報じられたことで関心を集めた。
東京都競馬は香港のオアシス・マネジメントの保有判明で大幅高となった。
大阪ソーダ(4046)はいちよし経済研究所がレーティングを新規に「A」と発表したことで注目された。医療ダイエット用薬や糖尿病治療薬「インスリン」の分離精製に使用されるシリカゲルの需要拡大を有望視している。
一方、海運株が売られ、JCRファーマは業績予想の下方修正で下落した。

業種別上昇率上位は鉄鋼、卸売、精密、輸送用機器、非鉄で、下落は海運。(W)

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