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速報・市況2020年2月19日

☆[概況/前引け] 寄り後伸び悩んだが、円安で再び盛り返す

前引けの日経平均は23,359.60円の165.80円高、TOPIXは1,674.67ポイントの8.96ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,507、値下がり銘柄数は537。出来高は5億5,540万株、売買代金は9,647億円。
米ナスダックの落ち着きを受けて、日経平均は反発して始まった後、上げ幅を縮めたが、1ドル=110円台の円安を受けて再び上向きとなった。
ユーロ圏財務相理事会では、域内の景気が悪化した場合に財政支出を増やす用意があると表明したため、ユーロの底入れに向けたショートカバーの度合いが注目されている。
東京エレクトロンが買われ、SUMCO(3436)は自社株買いを発表したことで高く、アップル関連の村田製作所と太陽誘電も反発している。
その他、日産自動車は8日ぶりに反発し、川崎汽船など海運株も上昇した。
また、大研医研や中外製薬など医療関連も高い。
一方、安川電機は4日続落で、JFEと日本製鉄は8日続落となり、抗菌関連でも大幸薬品は続落となり、アキレスは反落した。
企業の設備投資減少から資金需要減退が警戒され、あおぞら銀行など銀行株も売られた。
業種別上昇率上位は精密、ゴム、海運、医薬品、電機で、下落率上位は鉄鋼、銀行、非鉄、建設、空運。

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