TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 小反発で始まったが、新型肺炎拡大に対する警戒感が根強く小幅安に
速報・市況2020年1月24日

☆[概況/前引け] 小反発で始まったが、新型肺炎拡大に対する警戒感が根強く小幅安に

前引けの日経平均は23,782.67円の12.77円安、TOPIXは1,728.06ポイントの2.44ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は550、値下がり銘柄数は1,478。出来高は4億8,323万株、売買代金は8,962億円。
中国の武漢市が閉鎖されたことや、WHOが非常事態宣言は時期尚早と見送ったことを受け、日経平均は小反発して始まったものが、他の地域や中国以外でも患者が増える可能性があることから、日経平均は小幅安となり、香港株も値下がりとなった。
日本電産(6594)は自社株買いが好感され反発して始まったが、通期予想の下方修正が重石となり、下落した。
アドバンテストが反落し、ネットワンは大幅続落となり、スズキはオランダで排ガス検査で不正があったため売られた。
東和薬品はスペインのジェネリック医薬品メーカーを買収することをリスク視したシティグループが投資判断を「買い」→「売り」に下げたことで打撃を受けた。
一方、中高年の転職市場が立ち上がりつつあると報じられ、リクルートが高い。
ヤマトHDは構造改革案を発表したことで上昇した。
三菱地所が買われ、アドヴァンは自社株買いの発表が好感された。
業種別下落率上位は保険、証券、ノンバンク、鉱業、紙パルプで、上昇率上位は陸運、空運、不動産、石油、鉄鋼。

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