前引けの日経平均は21,136.49円の19.60円高、TOPIXは1,542.90ポイントの3.81ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は646、値下がり銘柄数は1,392。出来高は4億4,483万株、売買代金は7,710億円。

今週開催されるFOMCや来週末開催のG20を控えて様子見姿勢が強く、商いは低調。先週末の米国市場で半導体関連株が下落したことから、東京エレクトロン（8035）やアドバンテスト（6857）などが安く指数の上値を抑える展開。寄付き時点より底堅く推移しており、前引けでは東京エレクトロンは陽線。また、大規模デモの影響が懸念されていた香港市場が上昇を見せたことから日経平均はプラス転換となり小幅続伸。
ファーストリテイリング（9983）やソフトバンクG（9984）が確りの展開で指数は底堅く推移。イベント通過待ちから積極的な売買は手控えられている模様。シノプス（4428）は株式分割（1：5）を好感して大幅上昇。また、フリービット（3843）が大幅増益見通しを好感して年初来高値を更新。業種別上昇率上位は海運、水産・農林、保険、石油・石炭、情報・通信。下落率上位は鉄鋼、非鉄石油、非鉄、電気・ガス、金属製品、ガラス・土石。