TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 新型肺炎による死者が出たことで続落。上海株は持ち直したが、日経平均は低迷
速報・市況2020年2月14日

☆[概況/前引け] 新型肺炎による死者が出たことで続落。上海株は持ち直したが、日経平均は低迷

前引けの日経平均は23,704.59円の123.14円安、TOPIXは1,702.50ポイントの10.58ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は434、値下がり銘柄数は1,623。出来高は6億8,820万株、売買代金は1兆1,714億円。
日本で新型肺炎による死者が出たことが警戒され、日経平均は続落となった。
上海株は続落で始まったものの、政府による政策期待で小幅高に持ち直したが、東証は下げ幅縮小が鈍い。
来週月曜日は米国がプレジデントデーの祝日となるため、3連休を控えて今晩の米国株式市場ではヘッジ売りが出る可能性があることが警戒されている。
ファーストリテイリングが売られ、日産自動車は通期業績下方修正と期末配当予想を無配としたことで安い。その他、ファナックも下落した。
JFEは5日続落となり、大和ハウス(1925)は開発物件売却益で増益となったが、戸建て住宅と賃貸住宅が厳しい状態が続いていることから売られた。
一方、ソフトバンクグループは反発し、ネットワンは架空取引に関する特別調査委員会の中間報告を発表したため、悪材料出尽くし感から大幅高となった。
オプトランは第4四半期の受注が前年同期比2.4倍だったことで高い。
業種別下落率上位は鉄鋼、石油、建設、空運、海運で、上昇は情報通信、金属、電力ガス。

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